職人文化を、次の世代へ
世の中が、人々の生まれながらの役割によって成立しているように、江戸時代に確立した職人文化もまた、それぞれの分野に卓越した職人たちの切磋琢磨と分業制によって成り立ってきました。
卓越した日本の伝統工芸は、それを陰で支える職人がいなければ存在しなかったのです。
高度成長期の大量生産による大量消費、使い捨て時代の到来に伴い、職人の活躍の場は縮小し、先人の技術を継ぐ者も少なくなってしまいました。
NPO法人ROLEは職人の役割を尊重し、衰退しつつある職人文化を守り、それを未来に継承することを目的に活動します。
NPO法人概要
この法人は日本文化の発展と維持及び伝統産業の後世への継承を主な目的としております。
代表理事
漆芸修復師・清川 廣樹
ロゴマークに込めた想い
− 5つのマチエール −
金継ぎの5つの素材~マチエール~を金色、黒色、弁柄色に樹の緑、水の青を加えた5色で現しました。
5つの素材それぞれが、重要なROLE(役割)を持っています。
ロゴのシルエットはJapanのJを象ったものですが、絶え間なく流れる水の飛沫もイメージしています。
職人文化が水の流れのように連綿と未来に継がれるように願ってデザインしました。